たなかぶの飼育日記

子供が幼稚園でもらってきたカブトムシの幼虫を育てたことから始まりました。

【カブトムシ】飼育ケースいらず!?カブトムシの幼虫をコップで育ててみた。

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さて、今回はカブトムシの幼虫がコップに入れてちゃんと羽化するのか検証してみました。

飼育ケースは場所を取るし、クリアボトルを買うよりは安く済むのでちゃんと育つか気になり、やってみようと思います。

コップとは、よくジュースが入ってるクリアカップのことです。(上の画像のような)よく目にするこのクリアカップでもちゃんと羽化できるのか気になりまして、検証してみました。

材料準備!

まずは今回準備したものです。

クリアカップ

まずはクリアカップ!今回はストローが挿せるタイプの蓋付500ml用を準備しました。ホームセンターで5コ入りで150円くらいでしたね。

マット

マットは幼虫用のであればなんでもいいかと思います。これもホームセンターで買いました。10Lで598円くらい。

これをクリアカップに8割くらい詰めました。

マスクフィルター

コバエ侵入防止目的で買いました。100均です。カブトムシを育てると必ずコバエが寄ってきます。マットの中から発生することもあるので、絶対発生させないことは難しいですが。

不織布みたいな素材です。少し大きいので、6分の1にカットして使用しました。

両面テープ

フィルターを貼り付ける用です。細めのタイプです。

マスクフィルターをカットして、蓋のストローを挿す部分に貼ります。テープはフィルターの4辺に貼りました。

↑画像は蓋の内側から貼っていますが、後日幼虫がかじってボロボロにすることが分かり、急遽外側から貼り付けに変更しました。。。

新聞紙

これもコバエ対策です。カップと蓋の間に挟めて外から侵入したり、中から外に出たりしにくくしようとします。

↑こんな感じです。

幼虫を投入!

材料が用意できたら、幼虫を投入!

マットの上に置くと、勝手に潜っていきます。

5月初旬に幼虫をクリアカップに入れています。

その後1か月経ってから様子を確認してみました。

↓だんだん幼虫が黄色っぽくなってきています。このように色が変わってくるともうすぐ蛹になります。

その後、6月下旬になり、そろそろかと思いまして掘り出してみました。

↓おー、蛹ですね。これはメスですね。蛹の時はデリケートなので、このままコップからは出さずにそーっとしておきました。

さらに1週間ほどたちました。

羽化してるー!!

さらに掘り出してみました。

↓こんな感じ。メスでした。

↓ちなみにオスもいます。

サイズは少し小さいけれど、元気に羽化してきてくれました!

 

まとめ

検証結果としては、コップでも問題なく羽化させることは可能ということになります。

今回は国産のカブトムシですが、外国産のカブトムシはどうかというと、国産のカブトムシは縦長に蛹室をつくるのですが、外国産のカブトムシは横長に蛹室をつくるので、おそらくコップでは厳しいと思います。

今回は国産カブトムシだからこそ、しっかり羽化してくれたということですね。

国産のカブトムシを育ててみたいと思っている方は、身近にある縦長の容器であれば、何でもいいと思いますので、ぜひ飼育してみてください。